ストリートビュー撮影用のスノーモービルGoogleは2月10日、カナダ・バンクーバーで12日に開幕する冬季五輪の情報提供をスタートした。競技会場を3Dで再現したGoogle Earthデータや、会場周辺をスノーモービルで撮影したストリートビューも。競技情報や周辺地図などをまとめた特設サイトも公開した。

Google Earthでは、3Dモデルでバンクーバーの町を再現。リフトや観客の座るスタンドなど細かい点まで作り込んだ、9つの会場の3Dモデルが見られる。スキージャンプの会場で頂上から景色を眺めたり、飛ぶ際の視点を試す――などさまざまな遊び方ができ、「いろいろな使い方で楽しんでもらえれば」(同社の河合敬一プロダクトマネージャー)

ストリートビューを使って競技会場周辺の画像を見ることもできる。撮影には、従来使われてきた自動車、自転車に加え、スノーモービルも駆使。スキー場スタッフの協力のもと、アルペンスキーの競技会場など、ウィスラー山のスキー場を撮影した。

あるエンジニアが「せっかくなので雪上でも撮影したい」と、同社の20%ルール(勤務時間の20%を自分の好きなことに使える)を利用して1台のスノーモービルを購入したことから企画がスタートしたという。

特設サイトでは、当日の試合スケジュールや結果を表示する「スケジュール」、各国の獲得メダル数を表示する「メダル数」、競技会場を一覧で表示し、選ぶとGoogleマップで場所を表示する「会場」、オリンピック関連のニュースが見られる「ニュース」の4つに情報を分類し、提供する。iGoogleガジェットも用意した。

Googleニュースから転載される報道写真や、現地でユーザーが撮った写真を公開するPicasaギャラリーも用意した。開催期間中は、Googleのトップページロゴが毎日変わるという。

「3Dモデルやストリートビューを組み合わせれば、1カ所から映したテレビ映像だけでなく、さまざまな方向から会場を見られる。臨場感が高まるのでは」(河合プロダクトマネージャー)
(ITmedia News)