北米で人気の総合競技大会、冬季Xゲームは30日、米コロラド州アスペンで行われ、バンクーバー冬季五輪の前哨戦、スノーボードのスーパーパイプ女子決勝で、同五輪ハーフパイプ(HP)代表の山岡聡子(アネックス)は66.00点で4位に入った。

トリノ五輪HP銀メダルのグレッチェン・ブライラーが96.66点で優勝し、ソルトレークシティー五輪を制したケリー・クラークが2位、トリノ五輪覇者のハナ・ティターが3位と、バンクーバー五輪米国代表が表彰台を独占した。

あと4点で表彰台に乗ることができたとはいえ、上位2人の得点は突出し、強豪の中国勢は出場していない。山岡はため息交じりに「(決勝の)3本ともミス。演技の完成度が低かった」と顔をしかめた。

得点源となる序盤の横2回転の連続で着地が決まらなかった。最も得点が高かった2回目も持ちこたえただけで出来栄えはもうひとつ。米国勢が2回転半を次々決めたのとは対照的に、高難度の技を持たない35歳にとっては小さいミスが命取りになる。五輪を間近に控えて「そこがポイントになる」と再確認できた。

決勝で滑った6選手のうち米国勢でないのは山岡1人。大会記録という3万4500人の観衆を前にしても気後れはなかった。10位だったトリノ五輪から4年。「前回よりも難しいと思うけど、メダルを取るためにやってきた」。静かな口調に決意をにじませた。(共同)