山肌が見えるモーグル、エアリアル会場(後方)。コース上に山頂から雪上車で雪が集められ、かさ上げのための干し草が準備される=飯塚晋一撮影2月12日(日本時間同13日)に開幕するバンクーバー五輪で、モーグルやスノーボードの会場となるサイプレスマウンテンでは雪不足を補うコースづくりが急ピッチで進められている。

サイプレスマウンテンはバンクーバー市街から車で約30分。コース付近は標高1千メートル前後と低く、1月下旬になっても降雪量は増えていない。このため、雪上車で山頂付近から雪をかき集めたり、かさ上げするために雪の下に敷く800束もの干し草をヘリコプターで運んだりして24時間態勢で作業を進めている。上村愛子(北野建設)が悲願の金メダルを目指して飛び込むフリースタイルスキー・モーグルコースのゴール地点にも幾層もの干し草が積み上げられていた。

28日に会見した組織委員会は「モーグルのゴール地点は1.5メートルの雪が必要なはずだったが、干し草があると20〜30センチの雪ですむ。あらゆる工夫を凝らし、選手が最初に練習する2月5日までに間に合わせる」と話した。注目の女子モーグルは、2月13日(日本時間14日)に行われる。
(asahi.com)