バンクーバーオリンピックの注目の日本選手をシリーズでお伝えします。
スノーボードハーフパイプ日本代表の青野 令(りょう)選手(19)は、南国・愛媛から初めての冬のオリンピック出場です。
2009年、世界チャンピオンに輝くなど、メダルへの期待が膨らんでいます。

松山市の青野 令選手は、地元の大学1年生。
青野選手は「狙うは金メダルですね。とりあえず高さだけは負けたくないです」と語った。
青野選手は小学3年生のとき、スノーボードを始めた。
きっかけは、愛媛・東温市にできた国内最大級の屋内スノーボード場「アクロス重信」。
そこには、雪の少ない南国から、冬のオリンピックに選手を送り出すという大きな夢が詰まっていた。

1999年、アクロス重信を運営する久万総合開発の高野宗城社長(当時)は「将来は、この四国の松山から、オリンピックの選手ができれば、わたしは最高の幸せだと思います」と語っていた。

「もっとうまくなりたい」、「もっと高く跳びたい」と、毎日のようにアクロスに通った青野選手が頭角を現したのは2004年。
ジュニアオリンピックカップで初優勝を飾った。

中学時代の青野選手は「(長所は?)やっぱり、笑顔かな。今の目標はオリンピックに出て金メダル取ることです」と語った。

全日本スキー連盟の安岡伝夫コーチは「どのパイプでも精密機械のように同じ演技ができる。体の軸がしっかりしている。そこから当然、成績が、どんどんどんどん出てきた感じです」と語った。

コーチの予感通り、青野選手は飛躍を続け、ワールドカップ通算6勝、年間シリーズチャンピオンも2回獲得。

世界選手権では、ハーフパイプ競技で日本人初となる優勝を成し遂げた。
そして1月、ついにバンクーバーへの切符を手にした。

久万総合開発の田村信介社長は「この10年間、とにかく1つの目標を追い続けてきてくれて、本当に今はありがたいなという感じです」と語った。
普段、感情をあまり表に出さない青野選手だが、多くは語らない言葉の1つ1つに、厳しい練習に裏打ちされた自信をうかがうことができる。

青野選手は「とりあえず自分の滑りをするしかないと思っている。とりあえず高く跳んで、あとはスピンで、グラブをがっちりして、完ぺきな演技っていうぐらいまで極めていけたら、結果につながるんじゃないかと思っています」と語った。

動画はこちら
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00170850.html