米沢市教委は米沢市営小野川スキー場廃止に向けた2回目の住民説明会を27日夜、地元の三沢コミュニティーセンターで開いた。しかし、原邦雄教育長は「2回目なので結論を得たい」と述べ、あくまでも廃止への手続きを踏む説明会という位置づけを崩さず、「スキー文化を消すのか」と住民側が猛反発。3時間余りかみ合わない論議の末、市教委が渋々3回目の説明会を開くことを認めた。

冒頭、教委側が同スキー場で実施してきた市民総体スキー大会を来年2月に民間の「米沢スキー場」で実施するプランの説明を始めた。住民側は「廃止後について話す席ではないので必要ない」と異議を申し立てたが、教委側は「もう少しで終わりますから」と説明を押しつけた。教委側は、米沢スキー場を使った場合の経費見積もりを約500万円と明らかにし、住民らは「高すぎる」と驚いていた。

住民側は、昨年12月の第1回説明会に続き、市行財政改革大綱論議の中で「廃止」となった経過の詳しい議事録など資料の提出を求めたが、市教委側が資料を出さない姿勢を固持。住民が「バカにしているのか」と気色ばむ場面もあった。
(毎日新聞)