県警は26日、冬季の山間地での災害に備えた雪中訓練を、長野市の戸隠スキー場で行った。災害時に他県を含めて派遣される広域緊急援助隊員27人が参加し、雪から人を救出する際などに使う器具の使い方を教わりながら、遭難者の捜索や搬送の方法を身に着けた。

訓練では、ゲレンデコース外でスキー客が行方不明になったと想定。遭難者役の隊員が実際に雪の中に埋まって、他の隊員が長さ4メートルの細い金属棒「ゾンデ」を地面にさして捜索。人を捜す際の感触を確認した。また、スキー板をつなぎ合わせた担架などを使って、救助者を搬送して上り下りする訓練もあった。

指導に当たった岡田嘉彦・機動隊小隊長は「雪の上では、歩くだけでも通常の倍以上時間がかかるなど、困難さや危険性がよく分かったと思う」と話していた。
(毎日新聞)