県警と備北地区消防組合消防本部は25日、庄原市西城町三坂、スノーリゾート猫山で冬山災害を想定した合同警備訓練をした。島根、鳥取、岡山の3県県境に接した庄原署管内は県内有数の積雪地帯で、10カ所以上のスキー場があり、機敏な救助活動の基本を学ぼうと、厳冬期の訓練となった。

参加したのは県警機動隊の21人と庄原署員3人、庄原消防署西城出張所員11人の計35人。開会式で大下晋・機動隊副隊長が「機敏な動作と連帯で人命救助技術の向上を」とあいさつした。

積雪70センチ、気温0度の厳しい寒さの中、「若い女性のスキー客1人が雪崩に巻き込まれ、行方不明」との想定で、駐車場脇の急斜面を使って訓練開始。全員が輪かんじきをはき、長さ2・35メートルの金属性検索棒を雪に突き刺しながら、横一列になって捜索、間もなく雪の下敷きになっているところを発見。応急手当ての後、スノーボードに乗せてつり降ろし、待機していた消防署の救急車へ引き渡すなど、迫真の訓練をした。26日も同様の訓練をし、万一に備える。
(毎日新聞)