米沢市営小野川スキー場廃止問題で市教委は21日夜、同市の置賜総合文化センターで利用団体に対し説明会を開いた。参加者から大きな異論は出ず、市教委は「了承を得たと解釈」する姿勢を見せた。

原邦雄教育長が「利用客減少の中、年間1500万円以上の経費がかかる。費用対効果を考え、10年度廃止を提案し、了承を得たい」と述べた。担当者も「(今後6年間に)部品のオーバーホール、点検交換などリフト整備に約2200万円かかる」と説明した。

集まったのは市スキー連盟、市スポーツ少年団などの14人。「施設の有効利用の方向性は」「稼働時間からみて整備しなくてもリフトは使えるのでは」などの声があった。市教委は「他の3民間スキー場の方がレベルの高い指導ができる」などと答えた。

終了後、ある参加者は「学校関係者として市教委の廃止方針に、異をとなえられますか」。別の参加者は「結論ありき。しょうがない」とあきらめ口調だった。
(毎日新聞)