競売問題が浮上しているウィスラー・ブラッコムのスキー場(奥)=須賀川理撮影2月12日(日本時間13日)に開幕するバンクーバー五輪のスキー会場が、五輪大会中に競売にかけられる可能性が浮上している。アルペン競技などが行われるウィスラー一帯のスキー場を持つリゾート開発会社の親会社の債務返済が滞っているためで、22日までに地元紙バンクーバー・サンが伝えた。

同紙によると、バンクーバーの北約120キロのウィスラー一帯のスキー場を持つカナダのリゾート開発会社「イントラウエスト」社の親会社に融資する債権者がイ社の持つスキー場を競売にかけると米国の新聞に公表した。17億ドル(約1565億円)の返済が滞っているという。競売日は五輪期間中の2月19日としている。

イ社は「債権者たちとは借り換えを真剣に話し合っているが、スキー場の所有権は当社側にある」とコメント。一方、五輪組織委のダン・ドイル副会長は「(大会への影響は)決してないとは言えない。だが(競売などの)手続きには時間がかかるものだ」と、競技運営に問題はないとの見方を示した。
(毎日新聞)