白馬村のスキー場近くの立ち寄り湯につかかると、常連客らしいおじいさん同士の話が聞こえた。「土日は大にぎわいでリフトの行列も長かった。あんな活気のあるゲレンデは昔みたいでいいねえ」

週末こそ人は入る。問題は週半ばの集客だとスキー場関係者は話す。お父さんは仕事があり家族連れは来ない。ヒマな学生のスキー客も減り、湯船もリフトも人影はまばら。くつろぐ外国人を見て、あんなバカンスがあれば、と思う。残るのは、このおじいさんのような昔からのスキーファンだ。シルバー世代をひきつける妙案はないものだろうか。
(毎日新聞)