16日午後3時40分頃、北海道の尻別岳(留寿都(るすつ)村など)の南斜面で、山スキーをしていた男女9人のうち数人が雪崩に巻き込まれたと、メンバーの1人から消防に通報があった。

倶知安(くっちゃん)署などによると、雪に埋もれて動けなくなった札幌市南区簾舞2の1、無職菅原哲郎さん(66)をメンバーたちが掘り起こし、道警のヘリコプターで札幌市内の病院に運んだが、間もなく死亡が確認された。残る8人は約2時間後に自力で下山した。

9人は女性ガイド1人とツアー客8人(男性6人、女性2人)で、スキー場外の斜面をスキーで滑走していた。最初にガイドが滑り、次に菅原さんが滑った時に雪崩が起き、巻き込まれたという。

札幌管区気象台によると、事故当時、現場に近い羊蹄山麓(さんろく)には雪崩注意報が出されていた。
(読売新聞)