◇「もうひと降りほしい」
寒波に見舞われた但馬地方は20日、神鍋高原の自然雪コースが例年より約10日早くオープンするなど、休日のスキー客でにぎわった。ただ海岸部中心の「浜雪」だったため、内陸部のスキー場の積雪は今ひとつで「もうひと降りしてほしい」という声が聞かれた。

豊岡市日高町の神鍋高原・アップかんなべスキー場は同日積雪30センチ。11月から開業していた人工雪「みやの森コース」に加えて、自然雪の「北壁」「うえ野平」両コースを同日オープン。スキーやスノーボードで初滑りを楽しむ京阪神からの観光客でにぎわった。

運営する神鍋観光の和田浩司社長は「昨年も一昨年も自然雪コースのオープンは正月。早く開けられてうれしい。ただ30センチの積雪は暖かい日があれば1日で溶ける。1メートルはほしい」と話していた。

18日に人工雪「中央クリスタルコース」がオープンした香美町村岡区、ハチ北高原スキー場の20日の積雪は30センチ。19日から自然雪の14コース中、1〜2コースを開けている。

養父市のハチ高原スキー場は20日の積雪45センチ。19日のスキー場オープンと同時に人工雪コースに加えて、自然雪「中央ゲレンデコース」が滑走可能となった。鉢伏開発観光の太田垣忠雄・同スキー場支配人は「山間部の降雪が今ひとつだった上、風に飛ばされてあまり積もらなかった。冬休みまでにもうひと降りしてほしい」と話していた。
(毎日新聞)