昨年の岩手・宮城内陸地震で被害を受けた一関市厳美町の市の施設、真湯山荘温泉センターの改修工事が終わり、14日営業を再開した。

同センターは内装の壁が落ち、外壁も亀裂が入るなどの被害を受けた。修復されたセンターは、鉄骨造で約541平方メートルの平屋建て。源泉を引き入れるパイプも一部新設し、新たに約43平方メートルの露天風呂を男女にそれぞれ設けた。

この日の式典で、勝部修市長は「震災から1年半で再開でき関係者に感謝する。来年にはゆっくり休める施設を造るので、多くの人に利用してもらいたい」とあいさつした。

震災前には月に2〜3回来ていたという同市真柴の主婦、千葉桂子さん(73)は、夫婦で「心待ちにしていた」と話した。

市は今後、被害を受けて老朽化した休憩・宿泊施設を解体し、駐車場として整備する。さらに、新たに多目的ホールや大小休憩室を来年度内に建設する。

このほか、周辺の施設では23日に、いちのせき健康の森の市営スキー場「まつるべスノーランド」が2シーズンぶりに営業を再開。須川高原温泉までの国道342号も、来年6月には通行可能になるよう、復旧工事が進められている。
(毎日新聞)