英当局は9日、ヨーロッパ中南部に位置するアルプス山脈で飲酒後にスキーやスノーボードをした人の死亡事故が多発していることを受け、注意を呼びかけた。

フランスのリヨンに駐在する英国の外交官らによると、昨年アルプス山脈の事故でなくなった英国人は30人以上で、そのうち半数が25歳未満だった。標高の高い場所で酒を飲むことの危険性を軽くみたために亡くなった人が多かったという。

ウェストマコット駐仏英大使は「過去数年間、飲酒に関係した事故がリゾート地で増加していることに注目してきた」と話し、「標高が高く寒い場所で多量のアルコールを摂取すれば、危険は増大する」と説明した。

同大使はまた、旅行者がウインタースポーツの事故もカバーする適切な保険に加入していなかったために、大使館が事故の費用を肩代わりせざるを得ない状況が頻繁に起きていることも明らかにした。
(ロイター)