ゲレンデに貯水タンクを設置されたため開業が遅れたとして、山形市山寺のスキー場「スノーパーク面白山」を経営していた「山寺観光開発」(小野匡義社長)が、山形市を相手取り約460万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、山形地裁であった。斎藤岳彦裁判官は、当時スキー場には雪が少なく、タンク付近の地肌が露出していたことを指摘し「そもそも滑走は不可能だった」と、タンク設置と開業の遅れの因果関係を否定、同社の請求を棄却した。

同社は、市がゲレンデ中央にタンクを設置したうえ、タンクの周りに防護ネットを取り付ける作業を長引かせたため、開業が予定の07年12月8日から22日に遅れたと主張。市は、もともと雪が少なく、作業が長引かなくとも開業日は変わらなかったと反論していた。

小野社長は判決後、「控訴するかどうか弁護士と検討する」と話した。
(毎日新聞)