俳句の森にはサンプルの句碑を設置している(広島経済新聞)11月20日、中国地方で最も早くオープンした広島県北のスキー場「ユートピアサイオト」(山県郡、TEL 0826-35-1234)では現在、スキー場周辺の山林内の散策路「俳句の森」に設置する俳句の石碑「句碑」の販売を開始した。

俳句の森は、標高1,192メートルの天狗石山に連なる、なだらかな起伏のある山のふもとに広がるスキー場ゲレンデに隣接したユートピア・マウンテンリゾート所有の1ヘクタール以上に上る広大な森林。天狗石山から流れ出る才乙(さいおと)川の渓流や若葉に紅葉、冬の雪景色まで四季の自然を散策で楽しめることから、今年開業25周年を迎える同スキー場で、5月からアサヒテングストンスキー場(島根県)と共同で開始している「トレッキング・ツアー」のルートにも盛り込む予定。

現在は、地元の自然石を使って製作した句碑をサンプルとして森林内に3つ配置。散策路の木や下草を伐採したが、これから砂利を敷くなどの整備に取りかかる。句碑に使用する石は表面が風化しており、削ってみないと中の色が分からないが、「その辺の違いも面白いかも」と総支配人の宮崎年喜さん。「時間をかけてじっくり事業を行いたい」とも。句碑の大きさは、高さ約60センチ、横幅約60センチ、奥行き20センチ以上。

同社を傘下に持つジェイ・マウンテンズグループ(東京都中央区)では夏事業に力を入れており、今年は初めてゲレンデ以外の周辺整備に取り掛かった。夏場はトレッキングやゲレンデに花を植える植栽を実施しており、来年度は俳句の森に隣接する「川柳の径」「和歌の道」「記念樹の森」の整備などにも着手する予定。

句碑は、俳句を後世に残すことを目的に募集。半年ごとに100句を募集し、2年間で400句を集めることを目標としている。価格は10万円。林道沿いなど景観を考え同社が配置する。
(みんなの経済新聞ネットワーク)