白馬村のスキージャンプ競技場で23日、村内6スキー場合同のスキー場開きが行われ、関係者らがシーズン中の安全と順調な降雪を祈った。1スキー場が休業し、外国人観光客の予約が減るなど厳しい状況のなか、新しいイベントなどを展開して集客を図る方針だ。オープンはそれぞれ来月中旬以降の予定。

合同スキー場開きは村索道事業者協議会と村観光局が行い、今年で5回目。今季は利用客減少で白馬ハイランドスキー場が休業するため、他の6スキー場関係者ら約60人が出席し、来年のバンクーバー冬季五輪に出場が内定しているモーグルの上村愛子選手ら村出身選手の必勝も祈った。同協議会の倉品光之会長は「サービスと安全の両面で万全の準備を進め、地域の連携を密にして頑張りましょう」とあいさつした。

式典に先立ち会見した村観光局によると、今季は70年代のフォークソングや混声合唱などが楽しめる音楽祭「白馬ミュージックウィーク」(来年2月1〜14日)を初開催するほか、ゲレンデや宿泊情報を集約した初の公式ガイドブック10万部を県内外で配布する。

一方、増加傾向だった外国人観光客は、不況の影響で現時点の予約数が昨年比5割程度。長期滞在者向けに小谷村の栂池高原スキー場でも利用可能なリフト券を発行するなどして前年比増を目指す。庵豊・同局長は「白馬は一つだけでも素晴らしいスキー場が六つもある。その強みを生かし、新しい楽しみ方を提案したい」と話している。
(毎日新聞)