スノーボードの男子ハーフパイプで今年1月の世界選手権を制した青野令(19=スノーフレンズク)と、今月5日のW杯第2戦(スイス)で4季ぶりに優勝した国母和宏(21=東海大)に事実上の内定が与えられた。10日、全日本スキー連盟の萩原文和スノーボード部長が「青野と国母が(五輪代表から)外れることは100%ない」と明言した。

萩原部長は「青野と国母以外の選手が次のW杯で優勝しても、FIS(国際スキー連盟)ポイントで2人を上回ることはできない」と説明。国際大会の結果で加算されるFISポイントで五輪の出場枠などが決まるが、ポイントランキングで青野は現在世界1位、国母は同11位と実績は十分。五輪代表の正式決定は来年1月11日だが、早々と「内定」を勝ち取った。

同部長によると、来年1月6日開幕のW杯第3戦(オーストリア)が「最大で4人となる五輪代表の最終選考」。残り最大2枠を工藤洸平(19)、藤田一海(19)、渡部耕大(20)らが争う。事実上内定の2人は遠征に同行せず、1月上旬から約10日間、米ミシガン州で合宿を行う予定。この日、W杯第2戦から成田空港に帰国した国母は「自分が思っているより調子が良い。本番で4年間やってきたことを出せれば」と既に五輪モードに突入していた。
(スポニチアネックス)