08年度の観光客入り込み数は、07年度比で1.9%少ない3932万4000人で、02年度以来6年ぶりに4000万人を割り込んだと、県観光振興課が発表した。7月が2.2%減、8月が7.8%減、9月が5.3%減と、例年入り込み数の約3分の1を占める夏場の落ち込みが響いた。

県内の温泉、海水浴場、スキー場など主要な観光地360カ所を訪れた人数を調べた。夏場の落ち込みの原因について同課は、▽5〜10月のガソリン価格が1リットル160円以上と高価格だった▽6月の岩手.宮城内陸地震や7月の岩手沿岸北部地震による風評被害▽8月後半の記録的豪雨−−などを挙げている。

一方、大河ドラマ「天地人」関連キャンペーンなどの影響で、上杉神社のある米沢市の松岬公園に21.5%多い152万2000人が訪れるなど、10、11月はそれぞれ0.9%増、2.8%増と立ち直り、年度後半は落ち込みが回復した。

県内客は2081万人(1.8%減)、県外客は1851万4000人(2%減)と、県外客の落ち込みがやや目立った。
(毎日新聞)