標高1300メートルの富士山北麓(ほくろく)にある山梨県鳴沢村のスキー場「ふじてんリゾート」(前田武志支配人)で、ゲレンデに植えられたユリの花が咲き始め、訪れた行楽客らの目を楽しませている。

この「リリーパーク」は6年前、スキー場を夏場も楽しめるスポットにと球根を植栽して誕生した。7本のコースのうち2本のゲレンデや林間の約7万平方メートルに、100万株600万輪という花が咲き競う。大規模なユリ園として知られる静岡県袋井市の「可睡(かすい)ゆりの園」から生育のノウハウなどを学び、霧や雨に弱い花が病気にならないよう週1回程度の点検も怠れないという。

斜度は10〜12度程度あるが森林浴にも絶好だ。いまは早咲きのスカシユリが4、5分咲き。遅咲きのヤマユリはお盆過ぎごろまで楽しめるという。メーンゲレンデでは白、赤、オレンジ、ピンク、黄色の5色の“フラワーライン”が徐々に色づき始めた。前田支配人は「高原で涼しげに咲く花を楽しんでほしい」と話している。

入園料は大人千円、4歳〜小学生500円。問い合わせは(電)0555・85・2000。
(産経新聞)