
県警上山署によると、現場は「仙人橋」といわれるつり橋付近で、大輝ちゃんは丸太でできた約40度のこう配がある階段(幅約70センチ)を下っていて足を滑らせたという。大輝ちゃんが落ちた場所には転落防止用の柵がなかった。木村さんは、沢に落ちた大輝ちゃんを捜すためやぶの斜面を下りようとして滑落したらしい。
ハイキングは木村さんが会長を務める地域子供会の行事。この日は園児から中学生までの子供17人と保護者ら12人の計29人が参加していた。午前10時ごろ、蔵王ライザワールドスキー場のレストハウスを出発し、子供たちの後ろに大人がついて一列で歩いていた。大輝ちゃんの母親(39)も参加していた。レストハウスから転落現場までの約400メートルは下りが続き、仙人橋から山頂に向かって上りになる。
(毎日新聞)
コメント
コメントする