北秋田市の津谷永光市長は10日の会見で、「(財源などの)条件が厳しい」として次シーズンから阿仁スキー場の冬季営業をしない考えを明らかにした。ゴンドラは地元NPOが夏季のみ運行する方向で調整している。

同スキー場を経営する米シティーグループ「ウインターガーデン・リゾーツ」(本社、東京)は多額の赤字を理由に事実上の経営撤退を表明。市に無償譲渡を持ちかけている。

津谷市長は冬季営業断念を明言する一方で、「夏季限定で地元NPO法人がゴンドラ運行を引き受け、営業する方向で折衝中。感触はいい」と語った。同市によると営業は6月から11月までで、NPO法人がウインター社からスキー場を借りてゴンドラを運行する予定。早ければ7月にも正式決定するという。

ゴンドラ運行をめぐっては昨夏に市が400万円、冬季営業では県と市が3500万円を支援した経緯がある。
(毎日新聞)