破産手続き開始が決まった第三セクター「八幡平観光」(八幡平市、社長・三船博敏岩手県北自動車社長)の債権者集会が13日、盛岡地裁で開かれ、破産管財人の石橋乙秀弁護士が、スキー場の引受先を探す一方、ホテルは解体し事業をやめる考えを示した。出席した債権者2名から反対はなかったという。

石橋弁護士によると、12の債権者から計10億7000万円の債権届け出があった。5億円の負債を同社から引き受けた県北自動車の債権は約8億円。八幡平市に固定資産税1400万円、東北森林管理局には国有林の使用料200万円が、それぞれ未払いになっている。

スキー場運営には既に国内の1業者から照会を受けており、今年中には引受先のめどを付けるという。売却益をホテル解体費3000万円にあてる考えだ。石橋弁護士は「伝統あるスキー場で残したい」と話している。
(毎日新聞)