歴代のスカイラインを見ようと集まった熱心なファン(25日、群馬県草津町で)群馬県草津町の湿原・芳ヶ平が日産自動車の名車、スカイラインの命名の地となったことから、草津温泉観光協会は25日、草津国際スキー場「天狗山レストハウス」で「日産スカイラインフェスティバルin草津」を開いた。

あいにくの雨だったが、県内外から約200人のファンが詰めかけた。

会場では初代スカイラインの実物を前に、開発者で名付け親の桜井真一郎さん(80)が車名に込めた思いや開発秘話を明かした。元レースドライバーで自動車評論家の黒沢元治さん(68)も桜井さんとの思い出話などを披露した。

車名のスカイラインは、桜井さんが1955年3月21日、山スキーの途中で立ち寄った現地の山小屋「芳ヶ平ヒュッテ」から眺めた美しい山並みから思いついたという。2007年3月には、愛好家団体「GT−Rオーナーズクラブ」が中心になり、桜井さん直筆の文字をレリーフにした記念プレートを同山小屋内に設置したという。会場前では歴代スカイライン計7台が展示され、ファンが食い入るようにのぞき込んだり、写真を撮ったりしていた。

両親と新潟県刈羽村から来た小学1年田中駿也君(6)は「かっこいいスカイラインがいっぱい並んでいる」とうれしそうに話していた。
(読売新聞)