2月12日(木)、ニューヨークで行われた第42回the amfAR New York Galaに出席した際のナターシャ・リチャードソン((C)Jemal Countess/WireImage/ゲッティイメージズ)カナダのモントリオール近郊でスキー中に転倒し頭部を打って重傷を負っていた女優のナターシャ・リチャードソンが移転先のニューヨークの病院で18日(水)、死亡した。45歳だった。

リチャードソンは16日(月)、カナダのモントリオール近郊にあるモン・トランブランのスキー場で初級スキーの個人レッスンを受けていて転倒。頭部を打ったが当初は意識もあり、病院へ行く必要はないと主張していたという。しかし、頭痛を訴えていたため、1時間後インストラクターらの勧めで病院へ運ばれた。

事故が起こったスロープは初心者向けのコースで、雪は柔らかく、湿っていたという。リチャードソンはヘルメットを着用していなかった。

夫のリーアム・ニーソンはトロントで映画“Chloe”の撮影中だったが、事故の知らせを受けてモントリオールに駆けつけ、看病していた。

17日(火)、リチャードソンはモントリオールからニューヨークの病院へ移送され、ニーソンと12歳と13歳の2人の息子、母のヴァネッサ・レッドグレイヴら、家族や親戚がニューヨークに集まっていたが、18日(水)、脳膨張のため、家族の同意のもと生命維持装置がはずされた。

リチャードソンは1963年、映画監督のトニー・リチャードソンと女優のレッドグレイヴの長女としてロンドンで生まれた。祖母のレイチェル・ケンプソン、叔父のリン・レッドグレイヴ、コリン・レッドグレイヴも俳優という映画一家に育つ。4歳のとき、父の監督した『遥かなる戦場』で子役としてデビュー。以後、Central School of Speech and Dramaで演劇を学び、主に舞台を中心に活動。1998年にブロードウェー・ミュージカル「キャバレー」でトニー賞を受賞している。代表作には『メイド・イン・マンハッタン』、真田広之や、母レッドクレイヴと共演した『上海の伯爵夫人』『いつか眠りにつく前に』などがある。
(VARIETY)