コナラやクヌギの苗木を植え森林化される第2ゲレンデ(高島市・マキノスキー場)子どもの自然学習と大人の癒やしの場にしようと、滋賀県高島市のマキノスキー場を運営しているマキノ高原観光会社(青谷章社長)は、2003年から使わなくなった第二ゲレンデ約7万平方メートルを森林化する「20年後に森を作ろうプロジェクト」を始める。ボランティアらを募り20日から3日間、コナラやクヌギの苗木を植樹する。年1度行い、3カ年で植え終える予定だ。

同会社は、昭和初期からあるマキノスキー場を運営をするため、1999年に地元牧野区の55戸が出資して設立。第二ゲレンデは老朽化したリフトを廃止してからほとんど活用していなかった。

このため、マキノ千本桜とコナラの林に囲まれたゲレンデを里山に戻すことを、前川正彦マキノ高原事業部支配人(52)が企画、県緑化推進会の森の募金からの助成510万円を活用する。

3年で植樹するのは計1500本。今回は、2メートルの苗木を5メートル間隔で植える。新年度はオオムラサキが好むエノキも加える予定だ。マキノ高原では、調子ケ滝までの往復3・4キロの遊歩道が本年度に国の森林セラピーロードに認定されている。苗木が成長し、昆虫や鳥のすみかになればと期待されている。

前川支配人は「琵琶湖の浄化にも役立つと思う。幅広く活用したい」と話す。希望者は軍手、スコップ、弁当を持参し、午前9時に、マキノ高原管理事務所に集合する。申し込みは同事務所TEL0740(27)0936。
(京都新聞)