全日本スキー選手権のスノーボード競技南魚沼大会は最終日の14日、新潟・上越国際スキー場で男女ハーフパイプを行い、男子は1月の世界選手権を制した青野令(スノーフレンズク)が、1回目に45.8点をマークして逃げ切った。女子の優勝は、世界選手権8位の岡田良菜(フッド)だった。青野と岡田は、ともに全日本選手権初優勝。

○…雨が降り続き、時折、激しい風も吹きつけるコンディション。決勝直前の公式練習で、転倒した2選手がタンカで運ばれる厳しい状態でも、青野は落ち着きを失わなかった。「パイプが硬くなったり柔らかくなったりしていた。それに気をつけた」とミスを抑える滑りを披露。1回目でトップに立つと、そのまま全日本のタイトルを手に入れた。

1月に韓国で開かれた世界選手権で優勝した青野だが「自信? それはないです。いつも、『大丈夫かな、大丈夫かな』と思っている。変な自信を持つとコケてしまうので」。残り1年を切ったバンクーバー五輪へ向けては「技のバリエーションを増したい」と語った。「まず日本でトップにならなければ、と思っていた」という18歳の世界王者は、まだ成長過程にある。
(毎日新聞)