雪不足のため、シーズン途中で一時休止した京都広河原スキー場(京都市左京区)全国的に暖冬だった今冬。京都市でも左京区など山間部で降雪量が例年に比べ大幅に少なく、スキー場など雪が頼みの施設で大きな影響が出た。同区の市営「花背山の家」では雪遊びを楽しみに訪れた子どもの多くが予定を変更したり、市内唯一の「京都広河原スキー場」でもシーズン途中で休止に追い込まれた。

気象庁が2日に発表した昨年12月から今年2月の天候まとめによると、京都市内中心部の平均気温は6・5度と平年より1・1度高く、3カ月トータルの降雪量は2センチと平年の14センチを大幅に下回った。

この影響で、左京区山間部の花背地域では年明けから1月半ばにかけて雪が降ったが、その後は積雪につながる雪がほとんど降らなかったという。

毎年、1月から3月半ばまで雪のプログラムを提供し、市内の小学校などが利用する花背山の家では1月は80センチの積雪があり、どの学校も予定通り敷地内の斜面でスキーやそり遊びを楽しんだが、2月には30センチにまで減少。1泊2日で取り組むプログラムを1日に短縮したほか、10校はまったく行えなかったなど、53校のうち48校が雪不足の影響を受けた。

市教委の鴨脚光茂指導主事(47)は「建物の屋根から落ちた雪を斜面に運び対応したが、自然が相手なのでどうしようもなかった」と話す。

また、同区の京都広河原スキー場は昨年12月27日に営業を始め、1月15日で1・1メートルあった雪が、2月に期待したほど降らず、3月6日から一時休止している。

西河友彦オーナー(46)=北区=は「2年前も稼働が30日間と状況が良くなかったが、今年は不況もあって客の入りは悪かった。通常は3月20日前後まで営業するが、今後も雪は望めそうにない」と顔を曇らせ、来シーズンに期待している。
(京都新聞)