郡上市高鷲町で14日開かれたスノーボードのワールドカップ(W杯)郡上大会は、澄んだ青空も広がる中、ハーフパイプ(HP)で世界の精鋭が激しい戦いを展開した。県勢では中島志保選手(桃源郷ク)が4位に入賞。決勝に進出できなかった各選手もそれぞれに新たな課題を胸に刻んだ。

ホームゲレンデでトップを狙った熊崎圭人選手(フッド)だったが、予選20位で、昨季に続いての決勝進出を逃した。

1、2本目とも後半の大技で着地ミス。「前半は思い通りだった。力が入りすぎたのかも。最後にこけていてはダメです」と自分を責めた。近く長野県である国際大会で精神面の課題克服を図り、その先の冬季五輪に向け気持ちを切り替える。

言い訳はしなかった。予選9位で決勝進出の6人枠に入れなかった地元クラブ所属の岡田良菜選手(フッド)。「体調は良好。ただ、板を走らせられなかった」と、自分を落ち着かせるように話した。

来週の世界選手権(韓国)に向け「弾みにしたかった」だけに、引き締めた口元に無念さがにじんだ。それでも「気持ちを新たにしっかり戦いたい」ときっぱり言い切った。
(中日新聞)