週末に今季の営業開始を予定する飛騨地方のスキー場が雪不足に苦しんでいる。気温が高いため人工降雪機も効果が小さく、18日時点でオープンのめどは立たない。スキー場関係者からは「年末年始に間に合うか」と不安の声が上がっている。

高山市久々野町のひだ舟山スノーリゾートアルコピア。同日朝まで自然の積雪はなく、うっすらと積もる人工雪も途切れ途切れだ。15日夜から降雪機で雪を作り始めたが、水を噴霧して空中で凍らせる方式のため、気温が氷点下2度以下にならないと凍結しない。夜になっても、気温が下がらない日が続き、雪が作れないという。
 同市一之宮町のモンデウス飛騨位山スノーパークも、今週末にはオープンできそうもない。降雪機でメーンのゲレンデ約800メートルのうち3分の1ほどは滑走可能にしたが、残りの部分に雪がないためリフトを動かせない。

同スキー場の担当者は「12月にこれほど暖かい晴れの日が続くとは思わなかった。昨年は年末にどっと降ったので助かったが…」と不安を募らせる。

飛騨市神岡町のスターシュプール緑風リゾートひだ流葉も、安全祈願祭だけでリフトは動かさない予定。岐阜地方気象台によると、23日ごろから冬型の気圧配置になり雪が降りそうという。
(中日新聞)