利用客が低迷している長野市の聖山(ひじりやま)パノラマスキー場について、同市の鷲沢正一市長は来年度いっぱいで廃止する方針を示した。

同スキー場は昭和41年にオープンし、3年前に合併した旧大岡村から長野市が引き継いだ。利用客は平成に入ってピークを迎えたが、その後は減少の一途をたどり、今年1月の利用者が平日平均で11人、休日でも121人に留まった。

過去3年間の赤字は計約9000万円に上り、地元住民や商工関係者らでつくる研究会が「廃止はやむを得ない」とする提言書をまとめ、鷲沢市長も「提言を尊重する」と、来年度末での廃止方針を示した。

跡地について、市では来年1月くらいまでに研究会を設け、夏ごろには方向性を示したいとしている。
(産経新聞)