片品村の武尊牧場スキー場で06年6月、リフトが落下し乗客2人が重軽傷を負った事故で、業務上過失傷害容疑で前橋地検に書類送検された運営会社の武尊山観光開発(前橋市、唐沢太市社長)の男性社員(55)を、沼田区検が同罪で略式起訴していたことが7日、分かった。

起訴状などによると、男性社員は事故当時、スキー場のリフトの技術管理を担当。06年3月、定期点検の業者からリフトの椅子をつるす金属パイプの変形を指摘され、使用禁止の通知を受けたが「変形があっても折れないだろう」と判断、使用を続けた。同年6月25日、パイプが折れて乗客2人が地上約1・5メートルの高さから落ち、腰の骨を折るなどの重軽傷を負った。
(毎日新聞)