蒲郡市博物館は11月1日から、市北東部の五井山(標高約450メートル)に約80年前にあった「落ち葉スキー場」を紹介する。滑る姿を写した絵はがきやスキー板など約100点を展示し、「五井山のまぼろしの落ち葉スキー」と言われた当時の様子を知ることができる。

絵はがきを入れる袋の表に、「世界最初 落葉(らくよう)スキー絵葉書(はがき)」と書かれている。5枚の絵はがきには、ネクタイ姿で木の間を滑る様子やジャンプ台などが写っている。スキー板や木製のクラブ会員名札なども展示する。

市博物館によると、五井山は市内で一番高く、昭和初期に山と海岸をロープウエーで結び、一帯を一大観光地にする計画があった。落ち葉スキー場は、当時の蒲郡駅助役が昭和7(1932)年に発案し、スキークラブも設立された。開発計画は立ち消えになり、スキー場は5〜6年しか続かなかったようだ。

入場無料。11月24日まで。
(毎日新聞)