【愛知県】「スキー場を守ろう」と、雪のない名古屋から呼び掛ける委員会を業界の有志たちがつくった。「地球温暖化の防止を−というと難しいが、雪不足のスキー場を見れば現実を分かってもらえるはず」。そんな思いを込めて、旗揚げの活動として25日に名古屋市中村区で一般向けのイベントを開く。

「中京地区スキー活性化委員会」と名付けた組織はこの夏、南区でスキー用品店を営む村田耕一さん(36)が中心となって発足した。

10年ほど前、長野県で子どもたちの合宿を開いたが、雪不足で滑られずに急きょ別のスキー場へ。一昨年にはシーズンに一度もリフトを動かせないスキー場もあった。「温暖化防止を叫ぶだけでは何も変わらない。何もしてこなかった僕らこそがやるべきだ」と立ち上がった。

選手や指導者、メーカーなどに委員会活動への参加を呼び掛けており、イベントには中部地方のスポーツ用品店9店と10のスキー場が協賛する。「アイドリングストップをするなど、それぞれができる範囲で行動を起こすきっかけになれば」と村田さん。

25日は午後6時15分から、中村区中村町の中村文化小劇場で、スキー映画の上映や、名古屋から比較的近い岐阜県のスキー場の実情などを紹介。

トリノ五輪代表の吉岡大輔選手や全日本スキー連盟ナショナルデモンストレーターの渡辺一樹さん、丸山貴雄さんら、日本のトップスキーヤーも駆けつける。

事前申し込みは不要で入場無料。(問)委員会事務局の村田さん=電(613)5456
(中日新聞)