ゲレンデに貯水タンクを設置されたため開業が遅れたとして、山形市山寺のスキー場「スノーパーク面白山」を経営する「山寺観光開発」(小野匡義社長)が、同市を相手取り約460万円の損害賠償を求め、山形地裁に提訴した。

訴状によると、市は07年11月、土地所有者からゲレンデの一部を買い、簡易水道用貯水タンクを設置した。しかしタンクは幅約15メートルあり、約25メートルのゲレンデの半分以上を占め、利用者がぶつかる可能性があると同社は市に抗議。市はゲレンデ拡張と防護ネット取り付けをしたが、作業が長引き、スキー場の開業が予定の12月8日から22日に遅れた。

市水道部浄水課は「安全に配慮する必要があった」とスキー場側の抗議を受け入れ、防護作業をした理由を説明。少雪などを理由に「作業が長引かなくとも開業日は変わらなかった」と反論している。
(毎日新聞)