◇夏季も外国人観光客誘致−−来月15〜21日、広く参加呼びかけ

後志管内倶知安、ニセコ両町に拠点を置く豪州系の不動産会社など約15社が9月15〜21日、ニセコ地域のスキー場周辺を自転車で駆け抜けるイベント「ニセコ サイクルウィーク」を主催する。スキー目当てに増加を続ける冬季の外国人観光客らを夏季にも誘致するのが狙いで、道内外の日本人も含めて広く一般参加を呼び掛けている。

倶知安、ニセコ方面は01〜02年の冬以降、北海道の良質な雪を求める豪州人らの人気スポットになったが、年間を通した集客が課題になっていた。後志支庁によると、07年度の両町の宿泊客数は冬季(12〜3月)の延べ16万5622人。これに対し、夏季(6〜9月)は約8%の同1万2714人にとどまっている。

イベントでは、(1)道道などを走ってタイムを競うロードサイクリング(22〜75キロ)(2)スキー場斜面を下るダウンヒル(約8キロ)(3)リゾート施設内を走るクロスカントリー(約6キロ)(4)農村などを走るファミリーサイクリング(約10キロ)――の4種目を設けている。

イベント実行委は「ニセコに住む外国人の間では自転車が流行している。スキー場を夏場にも生かし、幅広い観光を提案したい」と話している。イベント費用は民間で賄われ、倶知安町商工観光課の川東秀一課長は「ニセコ地域として、夏場の宿泊客獲得が課題になっているが、行政だけでは限界があった。民間が主体となったイベントを実施してもらえるのはありがたい」と歓迎している。【和田浩幸】

参加費用は保険料込みで高校生以上1200円(中学生以下600円)。問い合わせは北海道トラックスマネージメント(0136・21・2557)。
(毎日新聞)