北秋田市の森吉山阿仁スキー場について岸部陞(すすむ)市長は17日、この冬も営業されるとの見通しを示した。

この日、スキー場地元の「高津森宿泊業協議会」(山田博康代表、4業者)が市にゴンドラの通年営業継続を陳情。これに対し岸部市長は「今冬は何とかしてやっていける見込みだ」と話し、営業の方向で了承を得ていることを明らかにした。

同スキー場は米シティグループ子会社のウィンターガーデン・リゾーツ(本社・東京)が運営。今年は6月から10月まで期間を区切った暫定営業をしており、ゴンドラ運行の人件費の一部として市は同リゾーツに市費約390万円を補助している。冬の営業について市は6月議会で「リゾーツ社が休止の意向を示し白紙状態」と説明していた。

協議会の宿泊施設はスキー場がある高津森地区で90年から営業。スキー客は減っているが、ゴンドラを使った高山植物や紅葉、冬の樹氷観賞で宿泊客は増加傾向にあるという。

このため「ゴンドラが運休、撤退すれば宿泊業者は廃業に追い込まれる」として通年での継続営業を陳情。岸部市長は8月中にも議会全員協議会を開き、議会側と相談するとの考えを示した。
(毎日新聞)