山交バスは6日、宮城交通と共同運行する高速バス「山形―仙台空港線」を30日で廃止、「仙台―山形蔵王線」を同日から12月上旬まで休止すると発表した。利用客減少に加え、燃料の軽油価格の高騰で運行を維持できなくなった。

JR山形駅前と仙台空港を結ぶ山形―仙台空港線は、98年12月に開線し、現在は1日8往復運行。07年3月に仙台空港アクセス鉄道が開通した影響で、06年度10・0人だった1便当たりの平均乗客数が、今年4月は5・8人に減り、1便当たり13人の採算ラインの半分以下となった。

さらに、暫定税率の復活した5月以降は、軽油価格が高騰。山交は「相当なダメージ。運賃値上げでは、とても対応できない」と苦境を明かす。

JR仙台駅東口と山形市の蔵王温泉を結ぶ仙台―山形蔵王線は、07年12月に1日2往復で運行開始。今後は、蔵王スキー場開きの12月上旬から3月末のみ運行する。
(毎日新聞)