愛知大学(愛知県豊橋市)は24日、臨時理事会で堀彰三学長が学長・理事長の辞意を表明し、承認されたと発表した。辞意表明に当たっては健康上の理由を挙げたとしているが、2月に起きた授業中のスキー事故の責任を取ったものとみられる。辞任は31日付。

堀学長は07年11月、副学長から昇任したばかり。大学側は24日夕、報道機関に辞任を知らせるファクスを一方的に流しただけで、辞任に関する説明を一切していない。

スキー事故は、長野県小谷村のスキー場で起きた。学生が非常勤講師の指導で練習中、立ち入り禁止区域で雪崩に遭い、2人が死亡した。今月13日、大学は責任を認める事故調査報告書を公表し、堀学長は自らの進退について毎日新聞の取材に「再発防止策など、やるべきことをやってから考える」と述べていた。
(毎日新聞)