北秋田市の阿仁スキー場が夏期(6〜11月)のトレッキングツアーなどの営業休止を検討していることが15日わかった。同スキー場と運営会社によると、採算が取れないためという。県や市と今後について協議している。

同スキー場は西武ホールディングスが金融大手シティグループに売却。シティ子会社のウインターガーデン・リゾーツ(東京都)が07年3月に経営を引き継いだ。夏場の営業は01年に始まり、高山植物や紅葉の観賞、ゴンドラを利用したトレッキングのツアーなどを開催していたが、利用者は少しずつ減少。ここ数年は1万9000人程度の利用があったが、同スキー場の高橋浩康総支配人は「採算をとるのは厳しい状況」と話す。

県観光課によると、07年度冬の入場者数がピーク時の約半分の約4万4000人だったことから冬場の営業についても未定といい、市とともにウインター社と協議を進めていくという。
(毎日新聞)