九重町の九重森林公園スキー場は31日、今季の営業を終えた。入場者数は雪不足だった昨季を1万6000人上回る約8万人と例年並みを確保したが、景況感の悪化を反映して土産物やリフト券の売り上げが落ちた上、人工降雪機の燃料代高騰で昨季よりも1500万円負担増になるなど、経営は厳しかった。

くじゅう山系の標高1300メートル付近に五つのゲレンデを持つ九州最大規模の同スキー場(総延長2500メートル)の営業日数は、昨年12月22日以来100日。入場者数約8万人のうち、沖縄や長崎の中学生のスキー体験修学旅行が8%を占めた。

人工降雪を含め最高積雪量185センチと好条件に恵まれたものの、96年開業以降の最高記録(06年の8万4000人)には及ばず、高橋裕二郎支配人は「今季は土・日曜のいずれかが、雨か道路アクセスが悪条件になる大雪に見舞われたのが痛い。リフト代など客単価の売り上げも落ち、人工降雪機70基の燃料の軽油代高騰も響いた」と複雑な表情だ。
(毎日新聞)