◇国内初開催のスキーハーフパイプ
フリースタイルFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ(W杯)猪苗代大会は15日開幕し、磐梯町のアルツ磐梯で、ハーフパイプ競技が行われた。国内のW杯で初開催の競技で、世界トップレベル選手たちの派手なパフォーマンスに、訪れたファンが拍手を送っていた。

ハーフパイプは半円筒状のコースで、ジグザグに滑り降りながら空中でのパフォーマンスを競う。スノーボードでは五輪競技に採用されているが、スキーは05年の世界選手権で正式競技になったばかり。この日、男子31人、女子15人が競った。

決勝では、猪苗代町内の7小中学校の児童、生徒約340人が参加9カ国の国旗や小旗、黄色いサポーターグッズを手に声援を送った。猪苗代小6年、多田佳弘君(12)は「間近で見ると、すごい迫力。あんなに高く飛べるなんて」と驚いていた。

会場では、09年世界選手権の地元サポーターズクラブ(会員163人)のメンバーらがボランティアとして会場案内や誘導、チケット販売や改札などに当たった。期間中、ボランティア延べ約400人が大会を支える。同クラブの江花俊和会長(64)=猪苗代町葉山=は「いよいよ本番。与えられた仕事をしっかりとこなし、『おもてなしの心』を伝えたい」と意気込んでいた。
(毎日新聞)