◇幻想的光景に感嘆
日本に初めてスキーの技術を伝えたオーストリアの軍人レルヒ少佐の業績をたたえる「レルヒ祭」の前夜祭が9日、本祭が10日、上越市大貫の同市営金谷山スキー場をメーン会場に開かれた。昨年、少雪で中止された前夜祭恒例の「たいまつ滑降」も復活。雪の斜面を赤い光がゆっくり滑り降りる幻想的な光景=写真=に、来場者は見とれていた。

9日は日暮れごろから雪まじりの冷たい雨がぱらつく、あいにくの天気になったが、会場には大勢の市民らが詰めかけた。午後5時40分、たいまつを持った43人のスキーヤーが列を作ってゲレンデを滑り降り、斜面下に設置された「塞(さい)の神」に点火すると、前夜祭も最高潮に。

10日は、レルヒ少佐から伝えられた一本杖(づえ)スキーの披露や、斜度27度のこぶ斜面を滑るモーグル大会などが開かれた。
(毎日新聞)