◇事故で一時休業
スノーボード仲間の男性7人が安芸太田町横川(よこごう)の国設恐羅漢(おそらかん)スキー場から一時遭難、救助される事故が起きて休業していた同スキー場が8日、5日ぶりに営業を再開した。遭難の影響で客足は例年の3分の1程度の約30人だったが、久々にゲレンデにスノーボーダーらの歓声がこだました。

同スキー場の金藤浩爾所長(61)によると、8日は通常通り午前8時にオープン。遭難を知る客から「良かったですね」「待っていました」との声を掛けられたという。

再開まで、同スキー場は従業員の研修を行い、リフトの終点地点などに「コース外 滑走禁止」と書いた立て札を新たに約20本設置。今後は、営業中のゲレンデを常時監視し、スキー場山頂の恐羅漢山に向かおうとする客へ注意喚起の声かけもするという。

一方、同スキー場は、遭難した2人の臨時職員に、近く謹慎処分を検討している。2人は、捜索した同町消防団や県警、関係省庁などを訪ね、謝罪する予定だという。金藤所長は「お客様を指導する立場の職員が大変な迷惑を掛けてしまい、大いに反省している。再発防止のために十分に教育を施したい」と改めて陳謝している。
(毎日新聞)