救出されたスノーボード客ら7人は、ゲレンデ外での滑走を楽しむため山に入ったとみられる。「バックカントリー」と呼ばれる山スキー、山ボードは近年、人気を集めているが、リスクを指摘する声もある。

スキー場の金藤浩爾所長によると、恐羅漢山は標高が高いため雪質が良く、シーズン中は毎月100人前後のバックカントリー客が訪れる。入山時に登山届は出さないという。

雪崩事故防止に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「アクト」(長野県)理事長の元村幸時さん(45)によると、バックカントリーは10年ほど前から流行。ゲレンデの硬い雪でなく、新雪の上を宙に浮くような独特の感覚で人気を集める。

一方、パトロール要員がいるスキー場に比べ、雪崩に巻き込まれるなどの危険性は高く、遭難事故も増えている。スノーボードの場合、ボードごと埋まって身動きが取れなくなるケースもある。
(産経新聞)