3日午後4時ごろ、長野県小谷(おたり)村の栂池(つがいけ)高原スキー場「林間コース」で雪崩が起き、愛知大学の女子学生ら7人が巻き込まれた。

このうち同大2年生で、いずれも20歳の大竹麻友(まゆ)さん(愛知県知立市)、大木亜紀さん(同県豊橋市)が意識不明の重体。2年生2人が足などに軽傷を負った。

大町署などによると、同大は同スキー場で、スキーの集中講義を行っており、学生7人と同大の男性非常勤講師、滋賀大の男性教授の計9人で滑っていた。このうち7人が雪崩に巻きこまれ、自力で脱出した教員の1人が、携帯電話で同スキー場のパトロール本部に通報した。同大では、1月31日から2月4日までの予定で集中講義をしており、約80人の学生が参加していた。

「林間コース」は約3メートルの積雪に加え、新雪が降り積もって雪崩の危険があるため、同スキー場は3日午後1時ごろから、コース入り口に立ち入り禁止の看板を立て、入れないようネットでふさいでいた。同スキー場は、表層雪崩が起きたとみている。愛知大は3日夜、愛知県豊橋市で記者会見を開き、佐藤元彦副学長が「ご心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。
(読売新聞)