由利本荘市は市営スキー場4カ所のうち、「大平」(東由利地区)「長坂」(大内地区)「鳥海オコジョランド」(鳥海地区)を今冬で廃止する方針を決めた。市の第三セクターが運営するレジャー施設「天鷺遊園」についても、早ければ今年度末に閉鎖する方針を固めた。

市行政改革推進本部によると、3スキー場は赤字経営が続き、06年度の赤字は大平575万円▽長坂36万円▽鳥海1425万円。もう1カ所の鳥海高原矢島スキー場(矢島地区)は、唯一黒字で入場者数もシーズン7万〜8万人と多いため、営業を続ける。

天鷺遊園については、遊具の老朽化で修理費用が数億円必要だが、集客が見込めないため、閉園を決めた。同園は89年に開園し、入園者は95年度の20万4900人をピークに、06年度は3万3900人にまで減少した。

同市は旧1市7町が合併し組織や管轄面積が拡大したため、合併直後から施設の見直しなど行財政改革を進めてきた。同本部は「スキー場を1カ所の営業にし、利用客を集中させて効率化をはかりたい」と話している。
(毎日新聞)