雪山での滑落事故に対応するため、金沢市中央消防署は9日、同市俵町の医王山スキー場で救助訓練を行った。隊員20人が参加し、救助方法を確認した。

スキーヤーがコースをはずれて約100メートル下の谷底に滑落、右足を骨折して動けない事故を想定した。訓練が行われた山腹は、積雪約30センチ。隊員らは負傷者が滑落した場所までロープを使って降りた。携帯型のストレッチャーに乗せ、約100メートル上の救助地点まで引き上げた。

西川昇署長は「救助には安全、確実、迅速な行動が求められる。ヒューマンエラーを犯すことのないよう、日ごろの訓練をお願いしたい。入山者の安全を図るため責任と誇りを持ってほしい」と訓練を結んだ。
(毎日新聞)