県と県警がこのほどまとめた年末年始(12月29日〜1月3日)の県内人出状況によると、温泉地の宿泊客はこよみの影響もあって1・3%減ったが、スキー客は雪が少なかった昨シーズンの反動で8・3%増えた。県や県警は「好天に恵まれた穏やかな年末年始で、総じて例年並みの人出だった」と分析している。

県観光国際課によると、県内主要9温泉地(草津、水上、伊香保、四万、老神、磯部、藪塚、猿ケ京、万座)の6日間の宿泊者数は計21万8551人で、昨シーズン比1・3%減った。4日の金曜日を休めば6日まで3連休が取れるため、混雑を避けようと予約が分散したとみられる。

しかし四大温泉地は、18万6615人で同0・1%減にとどまり、相変わらずの強さを見せた。内訳は伊香保5万9700人(昨シーズン比0・2%増)▽草津5万5169人(同0・4%減)▽水上5万3800人(同0・2%減)▽四万1万7946人(同0・3%減)だった。

一方にぎわったのはスキー場だ。同課によると、6日間の県内23カ所の利用者総数は24万9869人で同8・3%増えた。大みそか以降まとまった雪が降り、スキーヤーやスノーボーダーは、暖冬で雪が少なかった昨シーズンのうっぷんを存分に晴らした。

また、県警地域課によると、県内の寺社39カ所の初詣で客は計41万6000人で同4・6%減った。多い順に貫前神社(富岡市)11万2000人(同2・6%減)▽小泉稲荷神社(伊勢崎市)7万人(同増減なし)▽貴船神社(みどり市)6万人(同1・7%減)▽青柳大師(前橋市)3万2000人(同8・6%減)▽妙義神社(富岡市)2万6000人(同20%減)――。妙義神社は昨年9月の台風9号で神社の一部が倒壊し立ち入り規制区域があり、災害のつめ跡も年を越した。
(毎日新聞)