前橋地方気象台は19日、赤城山(1827メートル)の初冠雪を観測した。昨年より7日遅く、平年より3日早いという。前橋市内からはうっすらと雪化粧した外輪山の一つ、鈴ケ岳が見られた。

県内では18日昼ごろから、冬型の気圧配置が強まり、みなかみ町湯桧曽の谷川岳(1977メートル)では一晩で50〜60センチの積雪があった。県谷川岳登山指導センターによると、シーズン最初の積雪は例年20〜30センチという。同岳は19日、吹雪となり、本格的な冬山シーズンが到来した。

一方、県北部各地のスキー場には恵みの雪となった。23日オープン予定の谷川岳天神平スキー場=みなかみ町=や12月1日予定の「たんばらスキーパーク」=沼田市=では40センチ前後の積雪があった。同スキー場ではこの日、安全祈願祭がひらかれ、関係者は「雪のある中で祈願祭ができ、幸先がいい」と大喜び。山間部の主要道路には除雪車が出動したほか、谷川岳ロープウェー土合駅経由の循環バスはタイヤチェーンを装着して運行した。同市中心部にも今冬初の雪が降り、いよいよ冬本番を迎えつつある。
(毎日新聞)